★★ きょうの謎!
その謎1:三べん唱えるのは、釈迦特有の誓いの合図なのでしょうか?
その謎2:多宝佛の元の本土とは娑婆国土ではないのでしょうか?
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■■第6-22日 Vol.162
諸佛各々所安に随いたまえ
【属累品第二十二】
(十九~二十三行)
■■今日の一偈一句
モロモロ ボサツマカサツ シュ カク ゴト ベン トモ コエ ホッ モウ セソン チョク ゴト マサ
諸 の菩薩摩訶薩衆、是の如く三反、倶に聲を發して言さく、世尊の勅の如く當に
ツブ ブギョウ ユイネン セソン ネガ ウラオモイイマ ソ トキ シャカムニブツ
具さに奉行すべし。唯然、世尊、願わくは慮 有さざれ。爾の時に釋迦牟尼佛、十
ポウ キタ モロモロ フンジン ホトケ オノオノ ホンド カエ コ ミコト
方より來りたまえる諸 の分身の佛をして、各 本土に還らしめんとして、是の言
ナ ショブツオノオノショアン シタガ タホウブツ トウ カエ モト ゴト
を作したまわく、諸佛各 所安に随いたまえ、多寶佛の塔、還つて故の如くしたも
うべし。
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1. 今 日 の 解 読 ! (苦)
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諸々の菩薩摩訶薩衆は、このようにして三べん、共に声を発して言さく、世尊の勅令
の如くしっかりとつぶさに実践いたします。しかしながら、世尊、願わくはご憂慮を
なさいませんよう。その時に釈迦牟尼佛は、十方より来たりたまえる諸々の分身の佛
に対して、各々を本土に還させようとして、この言葉を告げられた、諸佛よ各々の安
ずるようになさり給え、多宝佛の塔よ、還られて元のようになさりたもうべし。
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2. 今 日 の 説 法 ! (集)
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諸々の菩薩摩訶薩の衆は、大歓喜に満ち、恭敬をし、腰を深く曲げ、頭を深く下げ、
合掌して佛に向かい奉りて、共に声を発して申し上げたのです。「 世尊の命令のま
まに必ずしっかり不備のないよう実践いたします。何卒、世尊、願わくはご憂慮なさ
いませんよう 」と、同じようにして三べん繰り返したのでした。その時に釈迦牟尼
佛は、十方の世界から来ていた諸々の分身諸佛に対して、各々を元の本土へ還させよ
うとして、この言葉をかけられました。「 諸佛よ各々かつての安楽な暮しをなさり
たまえ、多宝佛の塔よ、還られて元の如くになさいたもうべし 」と。
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3. 今 日 の 謎 ! (滅)
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まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
その謎1:三べん唱えるのは、釈迦特有の誓いの合図なのでしょうか?
その謎2:多宝佛の元の本土とは娑婆国土ではないのでしょうか?
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安田 和正 (土曜日, 22 11月 2014 03:18)
来月、この囑累品第二十二は法華経から幕を閉じ、新たな最初から無量義経への移行準備を開始いたしますこと、よろしくお願い申し上げます。
安田 和正 (土曜日, 22 11月 2014 03:20)
この囑累品第二十二はあえて短く出来ていますが、この品が釈迦の法との共有修行者への付属儀式であることがもうすでに明らかなようです。
この三反、誓約を唱える儀式の菩薩人脈は、やはり釈迦の法への囑累、つまり委嘱の種族になることを意味していることがいよいよはっきりしてきたようであります。
ぶっけん (金曜日, 21 10月 2016 21:53)
懐かしい思い出なら、ロマンチックより爆笑を繰り返し忘れたくない。
お釈迦さまの説法も、爆笑になるほどの意味を大昔から繰り返し大事にしていけと教えているわけで、爆笑こそ複雑で奥深い、忘れた時にやってくるものなのでしょうね
ぶっけん (日曜日, 22 10月 2017 10:28)
今日の属累品第二十二はとても短くて単調に思える章ですが、法華経の重要なすべての答えがここに濃縮されて示されているあるはずであります
この最後に釈迦仏は今まで現れていた無量の分身諸仏と多宝仏の塔にもうすでに一仕事を終えたので元通りに還って安楽に過ごしたまえと労っています
無量の分身諸仏は十方各世界から来訪していたのであり、多宝仏塔の元通りの場所とは十方のうちの下方世界であります
(ぶっけん)
ぶっけん成安田 (金曜日, 13 7月 2018 17:52)
バンビのうちはまだ喰わずに許している百獣の原理が美しすぎる