是の如き等の菩薩摩訶薩八萬人倶なり 【徳行品第一】
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お釈迦さまの無量義(法華経の入り口) Vol.3
今日だけの、~『MailING!日月説法』無量義経版~
著者ホームページ:http://jouan167.jimdo.com/
著者:ぶっけん Ltd. Consultant安田和正
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このメルマガは、別に発行している有料メルマガ「MailING!日月説法」の入り
口・無量義編として法華経28品のうち終了した品に対する継続版として無量義
経の解説を、終了したその品の発行日に発行しているものです。
法華経28品の中で一番経文が短い属累品第二十二にはお釈迦さまに指導を受け
てきた菩薩たちの中からそのままお釈迦さまに追随すると見なされる者たちが、
一旦法華経から選出され、お釈迦さまと共に無量義経への囑累とされます。
無量義経とは法華経への入り口といえど、この無量義経を法華経の落ちこぼれ再
教化対策と考えるか、若しくは釈迦如来の法の中でその戦略を共にする戦士たち
なのか、それらの考えは無量の義があるということです。
ですから、この無量義経は佛中心に戦う者の為の独立したお経とも考えられます。
私はこの無量義経を義の法門と呼び、さらに事の法門として法華経があるものと
思っております。
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■■第10-22日号 Vol.3
是の如き等の菩薩摩訶薩八萬人倶なり
【徳行品第一】
(七行~十三行)
■■義の一法
ソ ボサツ ナ モンジュシリホウオウジ ダイイトクゾウホウオウジ ムウゾウホウオウジ ダイベンゾウホウ
其の菩薩の名を、文殊師利法王子・大威徳藏法王子・無憂藏法王子・大辯藏法
オウジ ミロクボサツ ドウシュボサツ ヤクオウボサツ ヤクジョウボサツケドウボサツ ケコウドウボサツ ダ
王子・彌勒菩薩・導首菩薩・藥王菩薩・藥上菩薩・華幢菩薩・華光幢菩薩・陀
ラニジザイオウボサツ カンゼオンボサツ ダイセイシボサツジョウショウジンボサツ ホウインシュボサツホウシャクボ
羅尼自在王菩薩・観世音菩薩・大勢至菩薩・常精進菩薩・寶印首菩薩・寶積菩
サツ ホウジョウボサツオツサンガイボサツ ビマバツラボサツ コウゾウボサツ ダイコウゾウボサツ シシクオウ
薩・寶杖菩薩・越三界菩薩・毘摩跋羅菩薩・香象菩薩・大香象菩薩・師子吼王
ボサツ シシクユケセボサツ シシフンジンボサツ シシショウジンボサツ ユエイリキボサツ シシイミョウ
菩薩・師子遊戲世菩薩・獅子奮迅菩薩・師子精進菩薩・勇鋭力菩薩・師子威猛
ブクボサツショウゴンボサツ ダイショウゴンボサツ カク ゴト ラ ボサツマカサツ ハチマンニントモ
伏菩薩・莊嚴菩薩・大莊嚴菩薩という。是の如き等の菩薩摩訶薩八萬人倶なり。
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1. 義 の 解 読 ! (苦)
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その菩薩の名を、文殊師利法王子・大威徳藏法王子・無憂藏法王子・大辯藏法王
子・彌勒菩薩・導首菩薩・藥王菩薩・藥上菩薩・華幢菩薩・華光幢菩薩・陀羅尼
自在王菩薩・観世音菩薩・大勢至菩薩・常精進菩薩・寶印首菩薩・寶積菩薩・寶
杖菩薩・越三界菩薩・毘摩跋羅菩薩・香象菩薩・大香象菩薩・師子吼王菩薩・師
子遊戲世菩薩・獅子奮迅菩薩・師子精進菩薩・勇鋭力菩薩・師子威猛伏菩薩・莊
嚴菩薩・大莊嚴菩薩という。以上の者等の菩薩摩訶薩の八万人が伴なっている。
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2. 義 の 説 法 ! (集)
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今回も法華経序品第一の最初の部分と比較してみる。
菩薩摩訶薩の八万人が伴なっているのは同じである。
この徳行品に於いて名の挙っている菩薩29名は、序品第一では11名減って、
18名になっている。
比較してみれば、徳行品では文殊師利法王子を筆頭としていることが、序品に於
ても同じく筆頭は文殊師利菩薩だが、法王子と菩薩との違いが現れている。
その他に同じく挙っている菩薩は、弥勒菩薩、薬王菩薩、観世音菩薩、常精進菩
薩、寶積菩薩、越三界菩薩の6名である。
その他では似ている名は、導首菩薩と導師菩薩、大勢至菩薩と得大勢菩薩、寶杖
菩薩と寶掌菩薩、毘摩跋羅菩薩と跋陀婆羅菩薩、勇鋭力菩薩と勇施菩薩の5名で
ある。
なお、毘摩跋羅菩薩と思われる序品の跋陀婆羅菩薩は、常不軽菩薩品第二十にあ
る、かつて常不軽菩薩を輕賤して地獄に一旦落ちた当時比丘の一人だった者であ
り、その後、常不軽菩薩の教化を受けた中で菩薩に成れた五百人のうちの一人で
もある。
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3. 義 の 解 法 ! (滅)
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無量義その5:跋陀婆羅等の五百人の菩薩に弥勒菩薩の他、多くも含まれている
可能性が有る。
無量義その6:過去に罪有っても菩薩に成れる。
無量義その7:法王子とは有を破する法王の実子と考えられ、法王から出家して
から菩薩修行の道に入る者と思われる。
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法華経28品の中で一番経文が短い属累品第二十二にはお釈迦さまに指導を受けてきた菩薩たちの中からそのままお釈迦さまに追随すると見なされる者たちが、一旦法華経から選出され、お釈迦さまと共に無量義経への囑累とされます。
無量義経とは法華経への入り口といえど、この無量義経を法華経の落ちこぼれ再教化対策と考えるか、若しくは釈迦如来の法の中でその戦略を共にする戦士たちなのか、それらの考えは無量の義があるということです。
ですから、この無量義経は佛中心に戦う者の為の独立したお経とも考えられます。
私はこの無量義経を義の法門と呼び、さらに事の法門として法華経があるものと思っております。
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安田 和正 (土曜日, 21 2月 2015 21:32)
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