★★ きょうの謎!
その謎1:法華経には、女性にとって女性らしい生き方という教えはないのでしょ
うか?
その謎2:一般には言ってはいけない用語として、暴力をイメージする言葉表現へ
の規制はないのでしょうか?
■■第9-26日 Vol.248
當に是の如き殃を獲べし
【陀羅尼品第二十六】
(五十六~六十一行)
■■今日の一偈一句
スナワ ブツゼンオイ ゲ ト モウ
即ち佛前に於て偈を説いて言さく
モ ワ シュ ジュン セッポウシャ ノウラン コウベワ シチブ ア
若し我が呪に順ぜずして 説法者を惱亂せば 頭破れて七分になること 阿
リジュ エダ ゴト ブモ シイ ツミ ゴト マタアブラ オ ツミ トショウ
梨樹の枝の如くならん 父母を殺する罪の如く 亦油を壓す殃 斗秤をもつ
ヒト ゴオウ チョウダツハソウザイ ゴト コ ホッシ オカ モノ マサ カク ゴト
て人を欺誑し 調逹が破僧罪の如く 此の法師を犯さん者は 當に是の如き
ツミ ウ
殃を獲べし
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1. 今 日 の 解 読 ! (苦)
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即座に佛前に於て偈を説いて言さく
もし我が神呪に順ぜずして 説法者を悩乱したならば 頭骸骨が破れて七つに
分かれることになり 阿梨樹(ありじゅ:アルヂェカ樹)の枝(つぼみ)の如
くになるであろう 父母を殺害する罪の如く また油を壓す(おす:圧する、
威圧する、抑圧する)罪 計量を使って人をごまかし 調逹(ちょうだつ:提
婆達多のこと)が破僧罪(はそうざい:提婆達多の行なった教団の和合を破壊
した罪)の如く この法師に対して罪を犯す者は まさにこのような咎めを獲
るであろう
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2. 今 日 の 説 法 ! (集)
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前回、神呪を説き終え、法師を悩ませる者のような外敵は決して居てはならない
と意気込んだ十人の羅刹女たちは、今回、そのまま状態で即座に佛の前で偈を説
き始めました。
もし我らの唱える神呪に反して 説法者を悩乱することあらば 頭が七つに裂
け割れる有様は まるで阿梨樹の枝のようになるでしょう 父母を殺害する罪
と同じように また油を悪く威圧する罪 計量器を用いて人をあざむきたぶら
かし 提婆達多の破僧罪のように この法師に犯罪を加える者は まさにそれ
に相応しい罪の裁きを得るのである
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3. 今 日 の 謎 ! (滅)
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まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
その謎1:法華経には、女性にとって女性らしい生き方という教えはないのでし
ょうか?
その謎2:一般には言ってはいけない用語として、暴力をイメージする言葉表現
への規制はないのでしょうか?
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安田 和正 (月曜日, 26 1月 2015 00:30)
法師にとって、とても力強い黒い羅刹女たち。