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第3-27日 Vol.83  淨藏・淨眼、母に白して言さく 【妙荘厳王本事品第二十七】(十~十八行)



★★ きょうの謎!
 
その謎1:雲雷音宿王華智佛陀が妙荘厳王を引導したがったのは、ちょっとずる賢い作戦があるのではないでしょうか?
   
その謎2:婆羅門の法とはどういう教えなのでしょう?
 
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■■第3-27日 Vol.83
   
 淨藏・淨眼、母に白して言さく
 
 【妙荘厳王本事品第二十七】
 (十~十八行)
 
  
■■今日の一偈一句
 
 ソ トキ カ ホトケ ミョウショウゴンノウインドウ  ホッ  オヨ シュジョウ ミンネン    ユエ
 爾の時に彼の佛、妙莊嚴王を引導せんと欲し、及び衆生を愍念したもうが故に、
 
 コ  ホケキョウ ト     トキ ジョウゾウジョウゲンニシ  ソ ハハ トコロ イタ ジュウシソウ
 此の法華經を説きたもう。時に淨藏・淨眼の二子、其の母の所に到つて十指爪
 
 ショウ アワ  モウ  モウ   ネガ  ハハ ウンライオンシュクオウケチブツ ミモト オウケイ
 掌を合せて白して言さく、願わくは母、雲雷音宿王華智佛の所に往詣したまえ。
 
 ワレラ マタマサ ジジュウ シンゴン クヨウ ライハイ    ユエ  イカ  コ ホトケイッサイ テン
 我等亦當に侍従して親近し供養し禮拝すべし。所以は何ん、此の佛一切の天・
 
 ニンシュ ナカ オイ  ホケキョウ  ト     ヨロ  チョウジュ   ハハ コ  ツ  イ
 人衆の中に於て、法華經を説きたもう、宜しく聽受すべし。母、子に告げて言
 
    ナンジチチ ゲドウ シンジュ フカ バラモン ホウ ジャク  ナンダチユ  チチ モウ
 わく、汝が父、外道を信受して深く婆羅門の法に著せり。汝等往いて父に白し
 
  クミ  ト モ サ      ジョウゾウジョウゲンジュウシソウショウア  ハハ モウ   ワレ
 て與して共倶に去らしむべし。淨藏・淨眼、十指爪掌を合せて母に白さく、我
 
 ラ  コ ホウオウ ミコ   シカ  コ ジャケン イエ ウマ
 等は是れ法王の子なり。而るに此の邪見の家に生れたり。

 
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  1. 今 日 の 解 読 !  (苦)
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その時に彼の佛は、妙莊嚴王を引導しようと願い、それと共に衆生を憐れみたい
 
がために、この法華経を説かれたのであった。時に淨藏・淨眼の二子は、その母
 
の所に行って十本の指を合掌して申し上げた、願わくは母、雲雷音宿王華智佛の
 
所に往詣してください。我等も共に母に追従して親近し供養し礼拝したいと思い
 
ます。なぜならば、この佛は一切の天神・人衆の中に於て、法華経を説いておら
 
れるのです、是が非でも宜しく聴受すべきです。母は、子に告げて言った、汝が
 
父は、外道の教えを信受しているため深く婆羅門の法に執着しているのです。汝
 
等父の所へ行って説得し一緒になって考えを正させに連れて行きなさい。淨藏・
   
淨眼は、十本の指と手のひらを合せて母に告げた、我等はこれ法王の子なり。し
 
かしそのためにこの邪見の家に生れ落ちたのです。
       
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  2. 今 日 の 説 法 !  (集)
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雲雷音宿王華智佛陀は、妙荘厳王を自分自身の教えへ導こうと願い、それと共に
衆生全般を思いやりたいが為にこの法華経を説いていたのです。
   
あるとき、淨藏と淨眼の二子は、母の淨徳夫人へ丁寧に手を合わせて、雲雷音宿
王華智佛陀の所へ詣でてくださいとお願いしました。
   
二子は、この雲雷音宿王華智佛陀は一切の天・人衆のために法華経を説いている
ので、是非聴受すべきだと淨徳夫人を説得しました。
   
その説得に対し、淨徳夫人は二子へ、あなた達の父、妙荘厳王は婆羅門経などの
外道の教えにばかりはまっており、それを何とか止めさせるためにも父のほうを
先ず、説得してみなさいと言いました。
   
すると、二子は、我等は法王の子としてのプライドがある、しかし、そんな婆羅
門経などを信じる邪道の家に生まれてしまったのだと嘆きました。
 
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  3. 今 日 の 謎 !   (滅)
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まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
   
その謎1:雲雷音宿王華智佛陀が妙荘厳王を引導したがったのは、ちょっとずる
     賢い作戦があるのではないでしょうか?
   
その謎2:婆羅門の法とはどういう教えなのでしょう?
 


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法華経 序品第一

 

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 4. 今 日 の 知 識 !  (道) 5. 今 日 の 解 脱 !  (解)
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コメント: 5
  • #1

    ぶっけん (日曜日, 26 7月 2015 22:15)

    深く婆羅門の法に執着していた妙荘厳王

  • #2

    ぶっけん成安田 (日曜日, 26 3月 2017 22:40)

    私はこの法華経はまるで現代に書かれた内容のように思えてなりません。
    この妙荘厳王一家にはいったい何が起こったのでしょう?
    法華経に不可能の文字はないと信じています。

  • #3

    ぶっけん成安田 (日曜日, 26 3月 2017 23:34)

    自分にしか予測し得ない他者との3年の時間差である。

  • #4

    ぶっけん成安田 (日曜日, 26 3月 2017 23:39)

    家族皆で入信したという事でしょうか?�

  • #5

    ぶっけん成安田 (木曜日, 27 7月 2017 23:26)

    情報伝達のための日常の挨拶の奨励とは国にこそその模範的な指導責任があることが解かった
    挨拶の原点は民事間に始まったものではない
    国を超える挨拶基準の適格化は存在しないのである