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第2-22日 Vol.50  是の如く三たび作す 【属累品第二十二】(四~八行)

法華経 囑累品

 
★★ きょうの謎!
 
その謎1:経と法とは違うのでしょうか?
   
その謎2:法は普及させて、経は普及させないのでしょうか?
 
 
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■■第2-22日 Vol.50
   
 是の如く三たび作す
 
  【属累品第二十二】
  (四~八行)
   
■■今日の一偈一句
   
 カク ゴト   モロモロ  ボサツマカサツ イタダキ ナ    コ コトバナ      ワレ
 是の如く三たび諸 の菩薩摩訶薩の頂 を摩でて、是の言を作したまわく、我
 
 ムリョウ  マンノクアソウギコウ オイ   コ エガタ アノク タラ ミャク ボダイ ホウ シュシュウ
 無量百千萬億阿僧祇劫に於て、是の得難き阿耨多羅三藐三菩提の法を修習せり。
 
 イマモッ ナンダチ フゾク ナンダチマサ ジュジドクジュ ヒロ コ ホウ ノ     サイシュジョウ
 今以て汝等に付囑す。汝等當に受持・讀誦し廣く此の法を宣べて、一切衆生を
 
   アマネ モンチ     エ
 して普く聞知することを得せしむべし。
 
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   1. 今 日 の 解 読 !  (苦)
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今したように同じく三遍諸々の菩薩摩訶薩の頭を撫でて、この言葉を言われまし
 
た、我は無量・百・千・万・億・阿僧祇の劫に於て、この得ることが難しい阿耨
 
多羅三藐三菩提の法を修習したのだ。今この場で汝らに委任することにする。汝
 
らはしっかりと受持・読誦し広くこの法を宣伝して、一切衆生の中の隅々まです
 
べてが聞知することを達し得れるよう務めるべし。
 
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   2. 今 日 の 説 法 !  (集)
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釈迦は、前回の菩薩たちへ頭を撫でて、阿耨多羅三藐三菩提の法を委任し、この
法を流布せよと命じる作法を同じく三遍繰り返しました。
この三遍繰り返す作法は、以前にもお話しましたが、釈迦特有の合図の仕方なの
でしょう。
   
ただし、この三遍繰り返すのは特別な意味はないのかもしれません。
これは、方便品第二にて舍利弗が説いてくれとしつこくせがんだことが釈迦に対
し三遍続いたということを釈迦なりに忘れないように記念にしているお返しなの
ではないでしょうか。
   
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   3. 今 日 の 謎 !   (滅)
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まず、今日の謎を整理して見ることにしましょう!
   
その謎1:経と法とは違うのでしょうか?
   
その謎2:法は普及させて、経は普及させないのでしょうか?
  

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法華経 序品第一

 

★★ 今日も、お読みいただきありがとうございました ★★
 
本日品の続き解明文、【今日の謎!シリーズの答え、解説など詳細満載】
 4. 今 日 の 知 識 !  (道) 5. 今 日 の 解 脱 !  (解)
 6. 今 日 の 振 返 り ! (脱)
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2-22

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コメント: 4
  • #1

    安田 和正 (月曜日, 22 12月 2014 23:06)

    経は経典・法は佛。

  • #2

    ぶっけん (木曜日, 21 5月 2015 17:12)

    『経と法の違い』

  • #3

    ぶっけん (日曜日, 21 6月 2015 22:44)

    『経は経典・法は佛』
    『経は委託・法は委任』

  • #4

    ぶっけん (金曜日, 21 10月 2016 21:50)

    経典自体はただ受持していても宝物のような効果はないようです。
    それではなぜ、法華経を受持するだけで宝よりも大きな功徳が生じてくるのかといえば、法華経を受持することで仏・法・僧という三つの宝に出会えるようになるという事でしょう。
     
    そうであれば、経典の経と仏法の法とは効果的には違うものであるといえるでしょう。